🎧 Shazamで推し活!音楽認識アプリがファン活動に与える影響とは?

🌍Shazamの月間アクティブユーザー数は3億人超え!

2023年12月、Shazamは月間アクティブユーザー数が3億人を突破したことを発表しました。
これは、2022年時点の2億2,500万人から大幅に増加しており、音楽認識アプリとしての影響力がますます高まっていることを示しています。

🔍 Shazamとは?仕組みと機能を解説

Shazamは、Appleが提供する音楽認識アプリで、スマートフォンやPCのマイクを使って流れている音楽を数秒で特定できます。

主な仕組みと機能

  • 音響指紋技術:Shazamは音楽の周波数と時間の情報から「音響指紋(acoustic fingerprint)」を生成し、膨大なデータベースと照合して楽曲を特定します。
  • 対応プラットフォーム:iOS、Android、macOS、watchOSなど幅広く対応。
  • 連携機能:Apple Music、Spotify、YouTubeなどと連携し、認識した楽曲をすぐに再生・保存できます。
  • Auto Shazam:アプリを開かなくても自動で楽曲を認識します。
  • Concerts機能:Shazam履歴をもとに、ユーザーの近くで開催されるライブイベントをレコメンドします。

💡 Shazamを使ったファン活動(推し活)の方法

1. 楽曲のShazam回数を増やす

Shazamで楽曲を認識することで、その曲の人気度がShazamチャートに反映されます。Shazamチャートでの上昇は、Apple Musicのプレイリスト入りや、他の音楽プラットフォームでの注目度向上にもつながる可能性があります。これは、音楽の“接触指標”としてShazamが重要視されているためです。 

2. SNSでの拡散

Shazamで認識した楽曲は、ワンタップでX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSにシェアできます。これにより、ファン同士の拡散や新規ファンの獲得が期待できます。SNSでのバズは、Billboard JAPAN HOT100などの複合チャートにも影響を与える指標の一つとされています。 

3. アーティストページのフォロー

Shazamでは、アーティストページをフォローすることで、新曲リリースやライブ情報などの通知を受け取ることができます。これは、ファンとアーティストの接点を強化する手段として有効です。Apple Musicとの連携により、フォローしたアーティストの楽曲がApple Musicのライブラリにも反映されやすくなります。

4. 地域別人気の可視化

Shazamのデータは、どの地域でどの曲が人気かを示す指標として、アーティストのプロモーション戦略に活用されています。Apple Music for Artistsでは、Shazam回数を地域別に可視化できる機能があり、ライブ開催地の選定や広告出稿の参考になることもあります。

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🎧 Shazamが「バイラルチャート」を導入!音楽トレンドの新しい指標に

2025年5月、音楽認識アプリ「Shazam」が新たに導入したのが、リアルタイムでバズっている楽曲を可視化する「バイラルチャート」。この機能は、世界中で急速に注目を集めている楽曲を、Shazam独自のアルゴリズムで抽出し、ランキング形式で表示するというものです。

🔍 バイラルチャートの特徴

  • リアルタイム更新:毎日更新され、最新の音楽トレンドを即座にチェック可能。
  • グローバルチャート:世界全体のチャート上位50曲をランキング形式で公開。
  • ナショナルチャート:日本を含む42カ国のローカルチャート。こちらは国別上位25曲をランキング形式で公開。

🎵 Apple Musicとの連携も

このチャートはApple Musicとも連携しており、気になった楽曲をそのまま視聴・保存することができます。音楽ファンにとっては、新しい発見の宝庫となるでしょう。また、グローバルチャートはApple Musicのプレイリストとして公開されます。

🎵 ShazamとApple Musicの深い関係

Shazamは2018年にAppleに買収され、現在はAppleの公式サービスの一部です。そのため、Apple Musicとの連携が非常に強力です。

🔍 Shazamで検索される=注目されている証拠

Shazamで検索されるということは、「この曲、気になる!」と思った人が多いということ。つまり、Shazamの検索回数が多い曲は、今まさに注目されている曲なのです。

この検索データは、Apple Musicの「Shazam Discovery」チャートにも活用されており、次にブレイクするアーティストや楽曲を予測する指標としても使われています。
また、上記のバイラルチャートとしてApple Musicのプレイリストで公開されています。

Shazamが公開しているApple Musicのプレイリストは一覧こちら

📊 Apple Musicとの連携と影響

Shazamでの楽曲認識(いわゆる「Shazam回数」)は、Apple Musicにおいて以下のような形で活用されています:

Apple公式の情報によると:

Apple Music for Artistsのダッシュボードでは、**Shazamでの検索数(Shazams)**が明確に記録されており、以下のような用途で使われています 

  • **「Milestones」**というセクションで、Shazam数の急増がハイライトされる。
  • Apple Musicのエディトリアルプレイリストへの追加などの成果と並んで、Shazam数が重要な指標として扱われている。
  • Shazamのデータは、Apple Musicのトレンド分析やプレイリスト選定に活用されている

Music Business Worldwideの記事によると:

Apple Musicは、Shazamの音楽認識技術を活用して、世界中のラジオ再生やトレンドを分析しており、以下のような機能が提供されています 

  • Shazamタグ数は、Apple Musicの「Trends」タブに統合されており、アーティストが自分の楽曲の人気度を把握するための重要な指標。
  • Shazamデータは、Apple Musicのプレイリスト編成やマーケティング戦略に反映される
  • さらに、Apple MusicはShazamデータを活用したクラシック音楽チャートも展開しており、ジャンルを問わず影響力があることがわかります。

主な連携ポイント

  • Shazamした曲をApple Musicで即再生
  • 「My Shazam Tracks」プレイリストに自動追加
  • ShazamチャートとApple Musicプレイリストの連携

📈 実際にShazamで注目されたアーティストたち

1.Tones And I

オーストラリアのシンガーソングライター Tones And I の「Dance Monkey」が、Shazam史上最多の検索数(3,660万回)を記録し、29カ国でチャート1位を獲得しました。「Dance Monkey」は、1日で最も多くShazamされた楽曲という記録も保持。
※2020年11月当時

Tones And Iは「『Dance Monkey』をリリースしたとき、私はまだ無名でした。でもShazamがあったおかげで、より多くの人に届き、ファンベースを築くことができました。それがキャリアにつながったんです。」とコメントしています。

2.SOMETIME’S

2人組音楽ユニットSOMETIME’Sの楽曲は、TikTokなどのSNSでのバズではなく、Shazamでの検索数の急増によって注目を集めました。特に「Slow Dance」は、Shazam Discoveryチャートで1位を獲得し、検索回数は1万回近くに達した。

「バイト先の有線で聴いて気になった」
「タクシーのラジオで流れてきてこの曲を知った」
などの声が多く寄せられており、これはリスナーが街中やラジオ、有線放送などで偶然耳にした楽曲をShazamで検索し、そこからストリーミングへとつながったことで、“耳に残る”音楽がShazam検索を促し、自然発生的なヒットにつながったと考察されています。

🎯 Shazamがファン活動に与える効果

  • アーティストの認知度向上:Shazamチャート入りは、各種サブスクのプレイリスト入りのきっかけに。
  • ファンの行動が可視化される:Shazamの使用データは、ファンの熱量を示す指標として活用されます。
  • トレンド予測の先行指標:Shazamのデータは、Apple Musicのレコメンドやランキングにも影響を与えるとされています。

🎯 音楽業界にとっての意味

このようなデータは、アーティストやレコード会社にとって非常に重要です。

  • プロモーション戦略の立案:どの地域で注目されているかを把握し、ターゲットを絞ったマーケティングが可能に。
  • ライブツアーの計画:Shazamの検索が多い地域でのライブ開催を検討。
  • Spotifyチャートへの影響:Shazamで話題になった曲が、Spotifyのプレイリストに取り上げられることも。

✨ まとめ

Shazamは、音楽を認識するだけでなく、アーティストのプロモーションやファン活動を支える強力なツールです。あなたの1回のShazamが、推しの未来を変えるかもしれません

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🔗関連リンク

🎵 Shazam アプリ

  • Android:DLはコチラ
  • iOS:DLはコチラ
    ※最近のiOS端末では「ミュージック認識」機能にShazam楽曲認識機能が統合されているため、Shazamをインストールせずとも同機能を利用可能です。

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